- 1
-平
成
3
0
年
度
平 成30年 4月 17日
農
作
物
病
害
虫
秋田県病害虫防除所
なし黒星病 の発生が多くなる 見込み
~耕 種 的防 除と 開 花直 前・ 落 花直 後 の薬 剤防 除 を実 施し て くだ さ い~
1 .現 在 まで の発 生状 況と 今後 の発 生予 想
前 年 9 月 の 発 生 状 況 ( 図 - 1) と 天 候 か ら 、 本 病 の 越 冬 量 が 多 い と 推 定 さ れ た た め 、 平 成 3 0年 3 月 2 3 日 に 平 成 2 9 年 度 農 作 物 病 害 虫 防 除 対 策 情 報 第 1 0 号 を 発 表 し た 。 ま た 、 4 月 1 2 日 に 仙 台 管 区 気 象 台 か ら 発 表 さ れ た 東 北 地 方 1 か 月 予 報 に よ る と 、 向 こ う 1 か 月 の 降 水 量 は 平 年 並 か 多 い と 予 報 さ れ て い る 。
以 上 の こと か ら 、今 後 発生 が 多く な る と考 え ら れる た め防 除 対策 を 実 施す る 必 要が あ る。
2 .防 除 対策
1 ) 芽基 部 病 斑等 ( 図- 2) と 不要 な 徒長 枝 は切 除し、園 外へ搬出 し処分する 。
2 ) 4 月 1 6 日 現 在 、 果 樹 試 験 場 天 王 分 場 の 発 芽 開 花 プ ロ グ ラ ム に よ る 幸 水 の 開 花 日 予 想 は 5 月 3 日 ( 平年5月 2日) で平年並 だが、今後 の気温に よっては 開花が早 まると予想 されるた め、防除 適期 を 逸しない 。
3 ) ス ピ ー ド ス プ レ ー ヤ で 防 除 す る 場 合 は 、 1 列 お き で は な く 全 列 を 走 行 し 、 か つ 低 速 で 丁 寧 に 散 布 する (開 花前まで は250L/10a、それ 以降は300L/10aを目 安にする )。
4) 開花直前 と落花 直後の散 布間隔を7 日以上空 けない。 なお、人 工授粉を実 施した場 合は、実 施当 日 に薬剤散 布は行 わない。
5 ) 多発条件 下での 散布間隔は 、開花前 は5日、 落花後は 7日とする 。
6) 開花直前 、落花 直後にE BI剤を散 布する。 ただし耐 性菌出現 回避のため 、過度の 連用は避 けて 2 回の散布 を基本 とするが 、落花後も 発生が多 い場合は 、落花1 週間後にも EBI剤 を散布す る。 また、E BI剤 を散布す る際には保 護殺菌剤 (チオノ ックフロ アブルまた はトレノ ックスフ ロア ブ ル等)を 加用す る。
7) 訪花昆虫 活動期 やミツバ チ設置期間 はこれら に影響の ある殺虫 剤を加用し ない。
3 .資 料
図 -1 9月 の発病 果そう葉 率の年次推 移 図-2 芽基部 病斑
防 除 対 策 情 報
第 1 号
0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7
H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29
発
病
葉
率
(
%
- 2
-(注 意事項)
1) ユニック ス顆粒 水和剤47は、保護殺 菌剤に加 用して散 布する。
2) オキシラ ン水和 剤は八雲 、二十世紀 に対して 薬害のお それがあ るので開花 前から袋 かけ後ま で使 用 しない( サビ果 )。
3) ベルクー ト水和 剤は西洋 なしのル・ レクチェ に薬害を 生じるの で使用しな い(サビ 果)。 4) SDHI 剤は耐 性菌出現 回避のため 、原則年 間2回以 内の使用 とする。
【 問 合せ 先 】
秋田 県 病 害虫 防 除所 ℡ 018-881-3660 秋田 県 果 樹試 験 場 ℡ 0182-25-4224 天 王 分 場班 ℡ 018-878-2251 掲載 HP http://www.pref.akita.lg.jp/bojo/
表-1 なし黒星病の防除薬剤
分類 農薬名 希釈倍数 使用時期 使用回数
各成分の 総使用回数
J ネクスターフロアブル 1,500倍 3回以内 3回以内
J フルーツセイバー 2,000倍 3回以内 3回以内
K アンビルフロアブル 2,000倍 3回以内 3回以内
K トリフミン水和剤 2,000倍 3回以内 3回以内
K ラリー水和剤 3,000倍 3回以内 3回以内
K ルビゲン水和剤 3,000倍 3回以内 3回以内
K オンリーワンフロアブル 4,000倍 3回以内 3回以内
K サンリット水和剤 4,000倍 3回以内 3回以内
K スコア顆粒水和剤 4,000倍 3回以内 3回以内
K インダーフロアブル 8,000倍 3回以内 3回以内
K マネージDF 8,000倍 3回以内 3回以内
* チオノックフロアブル 500倍 5回以内 ア
* トレノックスフロアブル 500倍 5回以内 ア
ベルクガード水和剤 500倍 4回以内 アエ
デランフロアブル 1,000倍 4回以内 5回以内
ベルクート水和剤 1,000倍 5回以内 エ
J・S ナリアWDG 2,000倍 3回以内 イウ
ユニックス顆粒水和剤47 2,000倍 落花後~6月中旬に1~2回散布 3回以内 3回以内
オキシラン水和剤 600倍 9回以内 オカ
オーソサイド水和剤80 800倍 9回以内 カ
K:EBI剤 J:SDHI剤 S:QoI剤 *:同一成分(チウラム)
ア:チウラム(5回以内(休眠期は1回以内)) イ:ピラクロストロビン(3回以内)
ウ:ボスカリド(3回以内) エ:イミノクタジン(5回以内(塗布剤は2回以内、液剤は1回以内))
オ:有機銅(12回以内(塗布は3回以内、散布は9回以内)) カ:キャプタン(9回以内)
落花後~5月末に2~3回散布 開花直前~5月下旬
(EBI剤を使用する場合は加用する。)
落花後~8月上旬に7~10日ごとに散布 開花直前、落花直後
(ただし、落花後も発生が多い場合は、 落花1週間後にも散布する。)